1ヶ月で収穫!はつか大根を室内水耕栽培で育てる方法【LEDライト×バーミキュライト】

野菜別育て方

なにか野菜を育ててみたい! でも、何ヶ月もかかるものはまだ自信がない・・・。

そんな方にぴったりなのが「はつか大根の水耕栽培」。
実は、完全室内でもLEDライトを使えば約1ヶ月でおいしいラディッシュが収穫できちゃいます。

この記事では、私の実体験をもとに、初心者でも失敗しない育て方と注意点を詳しくご紹介します。

はつか大根って実は…「室内×水耕栽培」にぴったりの野菜!

「はつか大根」は別名「ラディッシュ」。
その名のとおり、たった20〜30日ほどで育つスピード野菜です。

  • 種まきから1ヶ月以内に収穫できる
  • 根も葉も楽しめる
  • LEDライトで育成可能(強めの光が必要)

特に、「ベビーリーフやシソでは物足りない」「食べごたえのある根菜も育ててみたい」という人には最初のチャレンジとして最適です。

水耕栽培ではつか大根を育てるために必要なもの

室内で栽培する場合、以下のアイテムを準備しましょう。

【アイテム内容】
赤丸はつか大根など
培地バーミキュライトがおすすめ(根が張りやすい)
※今回はスポンジに種まきし、定植時にバーミキュライトを足しました
容器ザル&ボウルなど、排水穴加工があるものとお茶パック
肥料微粉ハイポネックス(ハイポニカでも)
LEDライト強めの照度が必要。
最低2万〜3万ルクスが目安
メタルラック高さ調整できるものが便利。
ライトを近づけやすい。

初心者でもできる!はつか大根の育て方ステップ

【ステップ1】種まき(暗い場所で管理)

はつか大根の種は「嫌光性」。
光を嫌うため、種まき直後はLEDライトをあてず、暗い場所で1〜2日管理します。

私の場合は5月末にまき、翌日には発芽しました。

【ステップ2】発芽後すぐにLEDライトを当てる

発芽したらすぐにライトの下へ移動。
光量不足だと茎がひょろひょろと間延び=徒長してしまいます。

  • ライトとの距離:10〜15cm以内
  • 光の照度:2万ルクス以上推奨
  • アルミホイルを容器の内側に貼ると光を乱反射できて◎

実際に私も、茎が長すぎると感じてからは光量を増やすために「箱+アルミホイル」で反射を強化しました。

【ステップ3】定植(バーミキュライトに移す)

双葉がしっかり開き、根が育ってきたタイミングでバーミキュライトに定植します。

ザル&ボウルにお茶パックを広げて並べ、スポンジごと入れます。
茎が少し埋まるようにバーミキュライトを足し、苗を安定させます。

ここでプラスチックのコップに穴を開け、安定させるために使用しましたが、お茶パックだけでも割と安定します。
始めから、お茶パックにバーミキュライトを入れて種まきすれば、植え替えの必要がないと思います。

このタイミングで、元気のない苗は間引き、良い苗を選びます。

【ステップ4】収穫(20〜35日で収穫可能)

私の例では20日目に初収穫。

35日以上育てた株は、サイズも立派で甘味と辛味のバランスが最高でした!

  • 早採り:小ぶりで辛味が強い
  • 遅採り:大きめで甘味が強く、苦味は減る傾向

実体験から学んだ!成功のコツと失敗ポイント

💡成功のポイント

  • 光は強めに、近づけて照射
  • 発芽直後の管理が重要
  • 定植は根を傷つけないよう慎重に

❌失敗ポイント

  • 徒長に気づかずライトが遠すぎた
  • 収穫タイミングが早いと少し味が落ちる
  • 細い株は苦味が強く、食感も悪い

苗を安定させようと小さめのプラスチックのコップを使用したので、もしかしたら根が大きくなりにくかったのかもしれません。 ザルで栽培する場合は、プラスチックのコップなしでお茶パックのみが良いと思います。

子どもと一緒に育ててみた!はつか大根の魅力と楽しさ

Screenshot
  • 毎日少しずつ育つ様子に、子どもも大喜び!
  • 収穫体験が家族の楽しいイベントに!
  • 夏休みの自由研究にも◎

ただし、二十日大根は辛味が強いものも多いので、小さいお子さんの場合は大人が食べてから食べさせて良いか判断してくださいね。

葉っぱは炒め物やおひたしがおすすめです。
生の状態だとチクチクした産毛のようなものがあって、加熱すると気にならなくなります。
でも、苦味が多少あるのでこちらもお子さんは苦手かもしれませんね。

うちの3歳児は食べませんでしたが、収穫することが楽しかったのと、大人が食べているのを見てとっても嬉しそうにしていました。

「育っていく過程をみて、収穫して、お料理して食卓に並べ、家族で食べる」

畑が身近でない場合でも、それを体験させてあげることができるんだなって思います。

2回目のチャレンジ|スマートプランターでどう育てる?

LEDとポンプが内蔵されたスマートプランター。
便利ですが、はつか大根のような根が太る野菜は「穴の大きさ」が大切

1回目の失敗から、私は以下のようなことに注意して2回目の栽培をしました。

  • 穴を広げる → 大きめプラカップに変更
  • 成長に合わせ高さ調整 → 徒長防止にも◎
  • 収穫は30日以上経ってから。根っこの様子を見て35日くらいで収穫。

「自分で環境を工夫する面白さ」も、室内水耕栽培の魅力ですね。

そのおかげで、1回目よりもまるまるとした美味しいはつか大根を育てることができました。味も良くなったので、試行錯誤してやってみるのって大事だなと感じます。

まとめ

完全室内でも、LEDライトと少しの工夫で「はつか大根」は立派に育ちます。

  • 発芽から収穫まで約1ヶ月
  • 強めの光と容器の工夫が成功のカギ
  • 子どもと一緒に楽しめるのも魅力

虫が苦手でも、日当たりが悪くても大丈夫!
あなたもぜひ、お部屋で小さな畑ライフを始めてみてくださいね🌱

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