虫が苦手だったり、日当たりが悪い家だと、夏野菜であるトマトなんて育てられないよね・・・。と、諦めていませんか?
わたしも育ててみたいなって思った時に、陽射しが全く入らない家にちょっと絶望しました。
実は室内でもちゃんと育てられて、楽しく収穫することが可能なんです。
今回は簡単に育てられるミニトマト「レジナ」を室内水耕栽培する方法をお伝えします。
ミニトマト「レジナ」ってどんな品種?室内栽培に最適な理由
「本当に室内でトマトって育つの?」と思った方、安心してくださいね。
ミニトマト「レジナ」は、初心者でも育てやすい室内向けの品種として人気です。
レジナが室内水耕栽培に向いているポイント
- 草丈が低く、コンパクトに育つ
→ ベランダや庭がなくても、キッチンや窓際の棚でOK! - 実つきがよく、収穫までが早い
→ 種まきから約2か月で収穫も夢じゃない! - 明るいLEDライトでしっかり育つ
→ 日当たりの悪い部屋でも、人工光で十分に成長 - 土を使わない水耕栽培で虫の心配が少ない
→ 植物は育てたいけど、虫は絶対イヤ!という方にもぴったりです。
室内でレジナを水耕栽培するために必要なもの
完全室内で栽培するには、少し準備が必要です。
でも大丈夫!ホームセンター、ネットで簡単に揃います。
最低限そろえたい基本アイテム
- 水耕栽培キット
市販のものでもOK。自作する場合は、深さのあるタッパーなどの保存容器とスポンジ。または、ハイドロボールやバーミキュライトとザル&バケツで代用可能(100円ショップで揃えられます) - LEDライト
植物育成用ライト(波長660nm赤+450nm青)がおすすめ。クリップ式やタイマー付きのものが便利。 - 液体肥料(水耕栽培用)
「ハイポニカ液体肥料」や「微粉ハイポネックス」など、野菜用の専用液肥を使用しましょう。
あれば便利な補助アイテム
- 小さな支柱 or ネット
実がつく頃に、枝が倒れないよう補助すると◎。たくさん実がなると支えきれなくなって傾いてきたりするので、支えが必要になるんです。 - ライト用のタイマー
照射時間を自動管理できるとラクです(12~16時間が目安)。もともとライトに機能がついてるものもありますし、タイマー付きコンセントを別で用意しても◎。
ミニトマト「レジナ」を室内で育てる方法【初心者でも失敗しない手順】
では実際に、レジナを水耕栽培で育てる方法をステップごとに解説します。今回は一番簡単に揃えられるスポンジを使った方法でお伝えします(ハイドロボールなどを使用する方法もあります)
ステップ1:種まき〜発芽まで
- スポンジに切り込みを入れ、種を1〜2粒ずつ入れます
- 容器に水を張り、スポンジが湿る程度にセット
- 室温20〜25℃を保ち、LEDライトは不要(発芽まではアルミホイルなどで暗くしてください)
- 5〜7日で発芽。双葉が出たらLEDライトを照射開始
ステップ2:育苗〜花が咲くまで

- 本葉が2〜3枚になったら、スポンジごと定植
- ここからは液体肥料を規定通りに作って使用します。
水位は根が触れるくらいをキープ - LEDライトは毎日12〜16時間しっかり当てる
- 液体肥料を薄めて、定期的に交換(週1回が目安)
途中、不足している場合は継ぎ足しOKです
※ 葉が黄色くなったり徒長したら、光量不足か肥料過多かも。チェックを!
ステップ3:実がなる時期の注意点

- 開花が始まったら、人工授粉をすると実つきが安定
→ 綿棒や指で花を優しくトントンと叩いて花粉を移動させます - 花が咲いてから約3〜4週間で赤い実がつきはじめます
- 実が赤く色づいたら、収穫です!
ハサミでカットか指先でつまんでひねると簡単に取れますよ。
まとめ:レジナなら、初心者でもかわいいトマトが育てられる!

ミニトマト「レジナ」は、
「室内栽培でも成功しやすい」「虫の心配がない」「LEDでOK」な嬉しい品種です。
忙しい方やガーデニング未経験の方でも、
小さな成功体験が日常をちょっと豊かにしてくれます。
また、緑の葉っぱ、黄緑や赤い実で華やかです。レジナの種は「レジナミックス」というのがあって、赤・ピンク・黄色の実がなる3種類の品種が混ざっているんです。いくつか育てたら、もっとカラフルで楽しいですよ。
まずは1株から、あなたも「食べられるインテリア」始めてみませんか?
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